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No.1532 建設業も商品力や営業力が必要

2019年07月26日

 


【No.1532】

建設関連専門

想いお金の両立パートナー

出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

さて、日産自動車の業績が
発表されました。

 

 

記事を抜粋しています。

 

2019年4~6月期(第1四半期)の
連結決算を発表。

販売不振や規制対応に向けた
投資、原材料費、為替などにより
営業利益は同98.5%減の
16億円で4年連続の減益となった。

売上高は同12.7%減の2兆3724億円
2年連続の減収となった。

経常利益は同77.8%減の353億円
四半期純利益は同94.5%減の64億円。

ともに4年連続の減益となった。

 

この記事を見ると
赤字ではないですが
税引き後利益+減価償却費の繰戻
を合わせた金額では
年間の返済額が足りていないと
思われます。

 

ということは
手持ちの現金を減らしている
イメージです。

 

かなりざっくりですが
図で表すと枠外の飛び出た部分が
返済に必要な部分です。

 

 

桁数が大き過ぎる話ですが
中小零細企業でも考え方は同じ。

 

税引き後利益+減価償却費の繰戻
が年間の返済額以下の年が
何年も続ければ資金が枯渇します。

 

そうならないために
日産は世界で1万2500人の
リストラをするということで
固定費の人件費は下げられるでしょう。

 

建設業も同じですが
変動費の資材や外注費
高騰のため減らすのが
かなり厳しいかと。

 

変動費、固定費を
下げるところまで下げ
月々の返済額を
下げるところまで下げれば
(返済期間を延ばす)
あとは
売上と粗利を増やす
しかありません。

 

日産の車には
一度もご縁が無いですが
車好きの出口としても
国内だと海外モデルの販売、
フルモデルチェンジで
新たな商品提供が必要だと感じます。

 

既に日産は車種を
大幅に減らしているし、
既存モデルも末期が多いです。

 

また、OEMの軽自動車を売っても
利益は少ないはずです。

 

あくまで、日本国内の話ですが。

 

営業マンと
話したことはないですが
売る商品が無いのは
心身共に厳しいと思います。

 

これは、建設業でも同じ。

 

例えやすいのは
戸建住宅の商品です。

 

何でもお客さん合わせで建てます!

そんな時代は終わり
パッと見てわかるテイスト
ざっくりとした金額
商品として提示できないと
売れない時代です。

 

要は買う方が
イメージができる
わかりやすさが必要です。

 

それにお客さん合わせだと
見積、施工においても
手間がかかり利益を圧迫します。

 

ちなみに
目に見える商品が無い弊社では
建設関連専門に

・キャッシュフローコーチング

・理念策定・浸透・承継コンサルティング

・電話顧問サービス

・研修、講演

の4つの商品があります。
※現在、ホームページを修正中

 

改めて考えると
売上や利益の原資になる
商品力、営業力は
川で例えるなら水源
川上の部分なので
強化し続ける必要がありますね。

 

では、また明日。

 


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