売上が上がった時も原因を調べる｜建設業を心から楽しむ

【連投No.792】

想いとお金の両立パートナー、出口経尊です。
今日は湘南辺りでコンサル仲間とミーティングです。

さて、会社の収益の中身を
見させてもらうと
売上が上がっていても
下がっていても
何かしらの理由があります。

例えば、建設業の下請けが
主の仕事だとした場合、
急激に売上が上がった要因は
取引先の新規開拓か
１社の取引量が急に増えたかです。

今回は、増税前の駆け込みや補助金等
外的要因は除きますね。

新規開拓については
新たに入り込むので
取引先が困っていない限りは
普通にいけば、お願い営業で
低利益になる可能性が高いです。

ただ、ここは相手のニーズや
見せ方が重要になってきます。

また、きっちり仕事をして
信用を積んでいけば、
値段交渉ができる
立ち位置になってきます。

ここは中期的に見た方が良いかと思います。

問題なのは１社の取引量が
急に増えた場合です。

売上全体の比率が大きいほど
リスクも大きくなります。

例えば、調子が悪くなると
当然、値下げを要求されます。

でも、売上比率が高いと
粗利や運転資金が必要なので
受け入れるしかありません。

調子が良い時も悪い時も
ある意味、一蓮托生です。

そう考えると
キャッシュの入口を
沢山持つことは
一番のリスク回避ですし、
仕事のスタンスを
崩してまで請ける必要が
なくなります。

スタンスを崩すと
利益は無くなり
身内が犠牲になってしまいます。

ぜひ、そうならないために
調子が良い時も原因を
分析してみてはいかがでしょうか？

では、また明日。

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