一律で値下げ依頼する弊害｜建設業を心から楽しむ

【連投No.719】

建設業専門・社外相談役の出口です。
今週は頑張ったので今日はゆっくりします。

さて、最近は値上げの話を
よく耳にします。

身近なところだと
郵便物が上がるようです。

タイヤも6月から値上がりするので
先日交換しました。

そんな風潮になっていますが
先日、久しぶりに一律値下げの話を
耳にしました。

業種は建築業界で
協力業者全社に
一律のパーセンテージで
値下げ依頼があったとか。

それにより
何が起こったかといえば
コストダウンはできても
対価以上に頑張っている会社の
やる気を削ぐ結果になったようです。

結局、自分達の行動は
見てくれていないし
認められなかったという心境です。

また、そうなると
最低限の収益を確保するために
手を抜かざるを得ないことも
起こるかと。

もちろん、仕入れや外注の
変動費を見直すのは大事ですが
個々と丁寧に交渉しないと
短期、表面的な結果で
中期、潜在的には損をする
可能があります。

依頼した方の収益状況が
分からないですが
周りが見たら豪遊してる様子なので
そういった姿勢も大事です。

自己犠牲は限界があり
いつまでもは成り立ちませんからね。

では、また明日。

建設業専門『脱☆場当たり経営』の社外相談役
出口経尊です。

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