BLOG本日の出入口ブログ

調子が良くも悪くも、売上の内訳を知る

2017年03月9日


【連投No.664】

昨日は、建設職人甲子園の集まりに参加した出口です。
今日は、小田急に乗ります。

《お知らせ》
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さて、事業相談に深く入っていくと
収益の話になっていきます。

その中でも、
売上・変動費・粗利・固定費・利益と
細分化していきます。

さらに、売上も
客先、商品、担当、地域など
細分化していきます。

出口がよくお伝えしていますが
状況が良くても悪くても
『細分化』することで
事実や原因が掴みやすくなります。

曖昧を無くすことで
何となくの不安が解消できます。

また、問題がある場合は
的を射た対策が打ちやすくなります。

では、売上の
客先、商品、担当、地域で偏りが
あると、こんなことがあるのでは
ないでしょうか?

◎客先の偏り
BtoBの取引形態だと、
取引先が伸びている時は
一緒に伸びますが、
調子が悪くなると
厳しい値引き交渉も言いなりに。

お金をもらうのは
感謝でもあり
対価でもあるので
対等な立場を保つために
小口の取引も大事にしたいですね。

◎商品の偏り
売り切りだけでなく、
リピート期間が短いものや
定額収入の商品もあるといいですね。

ヒット商品が一巡したり
類似商品が出ると、売れても
粗利の確保が難しくなります。

また、会社の理念、
メイン商品のイメージと
繋がるアイテムを
複数持って置きたいですね。

全く畑違いの商品をやると
顧客名簿集めからなので
最初の労力が大きくなります。

◎担当の偏り
社長営業、1人のスーパー営業マンで
成り立っている場合です。

社長営業は
急な退職はないにしても
営業に追われると、
経営の仕事ができません。

見聞を広げたり、
人脈作りは大事です。

また、不健康もリスクです。

出口は、
健康のアドバイスもするし、
自分も気を付けています。

あと、スーパー営業マンだと
突然の退職があります。

これは、住宅業界でも
沢山見てきました。

スーパー営業マンとの
マメなコミュニケーションや
社長のエネルギーの高さや
振る舞い方が問われます。

◎地域の偏り
例えば、市区町村の条例により
土地開発ができないとか、
大企業の撤退で
地場産業がなくなり
急激な人口減少など
ほとんどが外的な要因です。

これには、普段からの
情報収集が大事で
早めに分かると打つ手が
沢山あります。

他にもまだありますが
そんな感じで細分化して
分析してみてはいかがでしょうか?

グラフにできると、一目瞭然です。

では、また明日。

 

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建設業専門『脱☆場当たり経営』の社外相談役
出口経尊です。

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(今週の出入口)


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