BLOG本日の出入口ブログ

値下げによる歪みと限界

2017年02月28日


【連投No.655】

やる気のある人達と話すと、元気になる出口です。
今日は電話コンサルと事務仕事です。

 

最近、宅配業界の歪みと限界に
関する記事を読みました。

ネット通販の需要で
売上(取扱個数)は増えているけど
不在率の高さとドライバー不足が
問題になっているようです。

また、運賃が安いのに
庸車をせざるを得ないため、
外注費が増加し、
利益を圧迫してるようです。

あと、精神面だと
理不尽な態度で偉そうな客もいるかと。

これは、宅配会社でバイトした
経験から想像がつきます。

このように、売上は上がるけど
粗利と利益が減る、
やる気もそがれる・・・
最悪のパターンです。

なぜならば、
1人当たりの負担が増えても
見返りが比例しないし、
一生懸命やっても
上司からは評価されない
連鎖も起こるからです。

そうなると、品質の維持や
組織が崩壊しないように
値上げ交渉や受注制限を
考えますよね。

同じように、出口が建設業で
相談に乗らせてもらう時も
一時的に売上を増やさない提案を
する時があります。

例えば、受注量は抑え
単価を上げて粗利を増やし
変動費と固定費の中の人件費以外に
手を付けるシミュレーションをします。

政府も生産性向上を掲げているので
1人あたりの時間単価を上げることは
重要な課題です。

また、社会保険の完備や
労働時間の抑制、休日確保も
緊急の課題であり、そのためにも
単価を上げてもらう必要があります。

では、それを実現するために
どうすれば良いかを
主に3つあげてみます。

1つ目は、安心・安全・ポジティブな
場づくりです。

承認行為や褒め言葉が溢れる職場だと
やる気が湧きます。

2つ目は、自社の価値を見つけて
言語化し、発信します。

ここが腹落ちすれば
自信が増し、営業活動では
引き寄せが起こります。

3つ目は、効率化のPDCAです。

社内での問題点の共有など
話し合いと対策の実践で
業務改善ができます。

とにかく、
自己犠牲は長続きしないので
大事な人が去る前に、
対策を打つのが重要では
ないでしょうか?

今日は、お金と品質、
人財も絡んだ話でした。

では、また明日。


建設業専門『脱☆場当たり経営』の社外相談役
出口経尊です。

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(今週の出入口)


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