安さには限界があった
2015年10月19日
4>昨日は、自転車の駐輪場で順番待ちをした出口です。
地方では考えられません。
今週は、新しく始まった流れを固めるイメージでいきます。
さて、安さの限界に挑戦、というフレーズは電器量販店で聞いたような気がするのですが、最近騒がれている横浜にあるマンションの傾きも、その原因の一つかと。
大手デベロッパーですから、マンションが安物、ローコストだったという意味ではありません。
マンションが完成したのは2007年、ゼネコンは薄利多売で仕事を請けて、下請けに安値で発注していた時期だったかと思います。
調べてみると、予想通りの記事がありました。
建築以外でも、100円ショップ全盛期、マックも100円バーガーが主流のデフレ真っ盛りだった気がします。
今でこそ、資材の値上げ、職人不足、公共工事の入札不成立などありますが、元請の力が強い時代でした。
他には、地場ゼネコンだと型枠大工の都合を聞いてから受注するところもあり、当時では考えられません。
それくらい、人手不足が深刻です。
成人の数が減っていることもありますが、人材育成の費用を捻出できる金額で発注できていなかったシワ寄せが出てきています。
同じように、今回の欠陥マンションは安値を突き詰め過ぎた結果だと思います。
下請けも利益を出さないと会社を存続できません。
かといって、ゼネコンも競争を経て受注しているので、安値でないと発注できません。
ただ今回は、下請けといっても大手メーカーの子会社なので、私が思う実態とは異なりますが、それくらいしないと利益が出なかったのは同じかもしれません。
あくまでも個人的意見ですが、元協力業者の営業マンとして感じたことを書いてみました。
それでは、また明日。
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