No.1722 安売りは麻薬


建設業専門の傾聴屋
出口経尊(でぐちみちたか)です。

 

今日は終日、家の用事をします。

 

さて、たまに下着や靴下を
ファッションセンターしまむらで
買うのですが、
ここ数年は業績が厳しいようです。

 

 

一時期は
しまむらの服を着こなす
しまラーなんて言葉もあったような。

 

詳しい数値はグラフなので
読み取れませんでしたが
2期連続減収減益で
3期目も厳しい模様。

 

気になるのは
売上が下がる角度より
営業利益が下がる角度が
急なことです。

 

それは記事のコメントで
よく表れています。

 

早期の客数回復を目指して
過度な低価格セールを相次ぎ打ち出した。

が、

「安さだけでは不要なものは買わない」
という消費者意識の高まりもあり、
想定していたほどの客数増にはつながらなかった。

商品単価の下落で粗利率も悪化し、
2018年度は2期連続の減収減益となった。

 

売上の構成を
客数×客単価×リピート率
で細分化する考え方をすれば
なぜ減収減益になったかが
イメージしやすくなります。

 

 

実際出口も下着と靴下以外は
一切買わないですからね。

 

服がかさばるのは嫌なので
今は良い物を少ない数でいいので
長く持ちたいという気持ちに
なっています。

 

安くしても売れない

 

 

これは特効薬が効かない状態です。

 

効果は一時的で
摂取量だけが増え続けるのは
麻薬みたいなものです。

 

そうなれば
自分で自分の首を絞めます。

 

頑張っても利益が残らず
経営陣に評価されず
社員が疲弊する現象が起きます。

 

経営陣の
不安・危険・ネガティブな空気
想像以上に伝染します。

 

コロナウイルスより速いかも。

 

しまむらが
実際どうなのかは別にして
安値が価値では
安いと感じられなくなった時
サヨナラされます。

 

だから安売りは麻薬なんです。

 

ちなみに
出店などの投資費用の返済は
税引後利益から支払うので
基本的に利益が減ると
返済が厳しくなる場合が多いです。

 

また、返済はできても
現金を増やすことが難しくなります。

 

現金が目減りしていくと
右肩上がりの事業計画は
絵に描いた餅になります。

 

時には武器として
安売りは有効ですが
毎度毎度使ってしまうと
効力を失ってしまいます。

 

今頑張っている社員のために、
今後も会社が発展繁栄するために、
適正な利益を得る創意工夫
より一層問われる世の中に
なってきたのではないでしょうか?

 

手立ては結構あるものです。

 

では、また明日。

 

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